八川社のブログ

プロ野球、電源不要、サイコロ野球

野球とゲームと師匠のこと

こんにちは、八川社代表の牧です。
近頃、忙しくなって、こちらへの投稿もなまけつづけてすみません。

ようやっと、八川社と學會と本業のリズムがあってきましたんで前よりは投稿できるとおもいます。

今回は、師匠宇佐美徹也と私の因縁について少し話をしてみます。

私と師匠の共通点と言えば、野球の記録にのめりこむ前に「野球ゲーム」があったことです。
師匠はいろいろなところに書いていますが、「統計の分析」に興味を持ち、「野球の記録の分析はおもしろそう」と思ったものの、当時は満足な記録が手に入らなかったことから、「野球ゲームを作り、得た記録で分析したい」ということになります。
つまり、野球それ自体が目的ではなかったんですね。そして「野球ゲーム作り」と「記録の分析」結果として、「実際の野球の記録分析」に興味が移っていくのです。
私の時代は、少年たちの遊びといえば、野球が一番手でしてから、ヘタクソなりに楽しんでおりました。鉛筆に「ヒット」とか「アウト」とか書いてころがすゲームもおもしろかったですね。まあ、プロ野球の中継は父の影響で見てはおりましたが、プロ野球については詳しくはなく記録についてもあんまり興味はなかったですね。
ボードゲームクラブに所属して月イチ位のペースでゲームを楽しんでいた頃、行きつけのゲームショップで「スーパースターベースボール」というゲームを手に入れました。球史に残る名選手たちでチームを編成して試合をするこのゲームは大変おもしろいものでした。
しかし、このゲームはMLBを扱ったもので日本語訳もありませんでした。いまなら問題ないかもしれませんが、当時はMLBに関心が薄かったのです。
そこで、私は、このゲームの日本版の作成に取り掛かります。「野球をゲームにしたい」というより「このおもしろいゲームを他の人をやりたい」という気持ちの方が強かったとおもいます。

勝手なおもいこみでしょうが、師匠宇佐美徹也とは初対面の時から「なんとなく同じニオイ」を感じていました。その後、多くの記録分析者、プロ野球記録部の方々とお会いする機会を得ましたが、同じようなカンジを得たことはありません。
師匠が私をどう見ていたのでしょうか?確認する術はありませんが、本には書いてないことや記録分析の(今思うと)根幹にかかわることを教えていただいたので気にいってくれていたらいいなあ。