八川社のブログ

プロ野球、電源不要、サイコロ野球

インパクトベースボールいろいろ

こんにちは、八川社代表の牧啓夫です。
八川社で制作・販売しているサイコロ野球シミュレーション「インパクトベースボール」のデザイナーでもあります。

野球ゲームのデザインを始めてから、随分時がたちました。
正直なところ、野球ゲームをデザインするまでは、大して熱心な野球ファンではありませんでした。それが、デザインを通して、さまざまな人と出会い、野球文化學會やアメリカ野球学会(SABR)にまで入れていただいて、ありがたいことだと思っています。

これから、ときどき私のデザイン対して思うことや現在テスト中のルール等について語っていこうと思います。

私は、一時期、「アドテクノス」というボードゲーム制作会社に所属して、「狩野」という本名で「ドイツ装甲師団長」をはじめ、いくつかのゲームのデザイン・ディベロップを担当しました。主に戦争をテーマしたシミュレーションゲームです。
個人的見解では、野球等のスポーツゲームをデザインする手法は、よく似ているとおもいます。
まず、いかに現状を把握するかが問題です。この手順で徐々にデザイナーとしての考え方が生じてきます。ここが重要です。
同じ状況をみても、デザイナーによって、解釈が違ってきます。
同じ安打をみても、打者がよかったとみるか、投手がわるかったとみるか、守備がわるかったとみるかによってゲームはずいぶん違ってきます。

しばしお付き合いのほどよろしくお願いします。