八川社のブログ

プロ野球、電源不要、サイコロ野球

新作予告!逆襲の殿堂入り

きめらさんの記事にも書いていただきましたが、現在、野球伝説-025「逆襲の殿堂入り」を作成中です。

一度は、殿堂入りがだめになった選手が復活して殿堂入りしたケースです。
ジャイアン青田昇、オリオンズ榎本喜八選手、ドラゴンズ権藤博カープ外木場義郎 の各選手です。

きめらさんは簡単に書いてくれていますので、補足します。
野球殿堂の競技者表彰は、2009年にプレイヤーズ部門とエキスパート部門にわかれるまで、「競技者表彰」一本でした。
「競技者表彰」は、基本的にユニフォームを脱いでから5年で対象になり、15年までの10年間が対象です。
つまり、10回の投票で入れない選手は、基本的に殿堂入りできないことになります。
もちろん、「特別表彰」という方法もなくはないですが、基本的には「機構の運営の功労者」とか「用具の開発者」とかの選手以外の方々を表彰するのが目的です。
普通に考えたら、殿堂入りしてもおかしくない選手、(今回の4人なんて最たるものですが・・)が置き忘れられているケースが多くあります。
理由はいろいろあるでしょうが・・・
「不合理に殿堂入りできなかった選手」を救おうという動きは、個人・組織的にはあったのですが、長い間態勢を崩すまでいきませんでした。
ただ、呉昌征選手や中尾碩志投手のように、(選手引退後の貢献もあるにしても)復活的な特別表彰も散見できました。
個人的には、2001年長谷川良平投手、2004年秋山登投手、2006年豊田泰光選手から流れがかわり、2009年のエキスパート部門につながったと考えています。

エキスパート部門は、個性派の選手が多いですから、それだけでも楽しめますが、バックボーンをしるとよりおもしろいですよ。

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野球伝説-025