きめら・にせん記す。
打撃が良くないともらえない守備の賞、ゴールデングラブだが、この賞は実際に残した記録とは関係なく、記者投票によって選ばれる。
よって、記者のイメージによって賞の行方が左右されるという、「最高の守備選手に贈られる」賞としては、いささかファジーに過ぎることになっているのだ。
受賞した各選手のリーグでの守備率と守備機会数を考えてみる。
セ・川上 守備率・6/12 守備機会数・11t/12
谷繁 守備率・1/7 守備機会数・2/7
シーツ 守備率・4/5 守備機会数・5/5
荒木 守備率・5/6 守備機会数・4/6
中村紀 守備率・3/5 守備機会数・4/5
井端 守備率・1/6 守備機会数・1/6
青木 守備率・1/12 守備機会数・2/12 補殺・4/12
高橋由 守備率・2/12 守備機会数・5/12 補殺・3/12
金城 守備率・11/12 守備機会数・3/12 補殺・1/12
パ・ダルビッシュ 守備率・12/16 守備機会数・4/16
里崎 守備率・7/8 守備機会数・3/8
福浦 守備率・2/2 守備機会数・2/2
田中賢 守備率・3/4 守備機会数・1/4
今江 守備率・1/3 守備機会数・2/3
TSUYOSHI 守備率・2/5 守備機会数・2/5
森本 守備率・4/14 守備機会数・1/14 補殺・1/14
稲葉 守備率・5/14 守備機会数・5/14 補殺・12/14
サブロー 守備率・12/14 守備機会数・2/14 補殺・3/14
以上のようになった。
(順位は規定守備試合数を満たした、同一ポジションの選手同士での順位)
こう見ると、記録と記者の印象との差がかなり出ているように思える。記録はあくまで記録だが。
さて、これをどうお考えだろうか。