八川社のブログ

プロ野球、電源不要、サイコロ野球

11月ー2・10Tー58G

第2試合

10T:012 000 002 1 =6
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58G:101 002 001 0 =5

【スタメン】
10T:9マートン-4平野-6鳥谷-5新井-3ブラゼル-2城島-7林(1久保田-1西村-H関本-1藤川球)-8藤川俊-1スタンリッジ(H桧山-1フォッサム-7金本)
58G:8与那嶺-6広岡-3川上-5長嶋-2藤尾-7宮本-9坂崎-4土屋-1安原(1藤田-H森)

【投手】
10T:スタンリッジ−フォッサム−久保田(1-0)−○西村(1-1)−S藤川球(0-0,4S)
58G:安原(2-1)−●藤田(1-5)

【HR】
10T:平野1(走)
58G:長嶋5

【試合詳細】

1回表、1死からマートンがヒットで出たが、後続が倒れて無得点。
1回裏、1死2塁で川上がファーストゴロ。しかし、ブラゼルがこれを弾くエラーで13塁。続く長嶋がサードゴロだったが、ゲッツーを焦った新井がこれをファンブル。タイムリーエラーとなった。このあとは倒れたが、なんとも締まらないプレーで1点が入った。
2回表、先頭の新井が二塁打。2死後、金本に代わってスタメンレフトに入った林がライトオーバーのタイムリ二塁打。藤川俊は三振に倒れたが、1-1の同点にした。
2回裏、先頭の坂崎が二塁打を放つ。2死後与那嶺のヒットで2死13塁となったが、広岡はショートゴロで無得点。
3回表、2死から平野が四球で出塁。続く鳥谷がヒットでつなぐと、新井がセンター前にタイムリー。ブラゼルもライト前にタイムリーを放つ。城島はショートゴロに倒れてチェンジとなったが、2点取って3-1と逆転に成功した。
3回裏、先頭の川上がヒットで出塁。2死後、宮本は深いショートゴロ。鳥谷が一塁に遠投するが間に合わずに内野安打となる。12塁で坂崎はレフト線へのタイムリ二塁打。ここで10Tは土屋を敬遠し、ピッチャーの安原との勝負を選択。安原はピッチャーながら長打力があるが、ここでは三振でチェンジとなった。この回は1点止まりだったが、2-3と1点差に迫る。
4回表、2死3塁としたが、マートンはショートゴロでチェンジ。
4回裏、先頭の与那嶺がヒットで出塁。2死12塁としたが、藤尾が見逃し三振でチェンジ。
5回表は三者凡退。
5回裏、2死から土屋に右中間を破る三塁打が出る。安原は一二塁間への打球を放つが、平野が横っ飛びで取って一塁送球。これが間一髪アウトで、同点とはならなかった。
6回表は三者凡退。
6回裏、先頭の与那嶺が四球で出塁。広岡がエンドランを決め、0死13塁とする。ここで10Tは前進守備を取る。川上はファーストゴロ。3塁ランナーの与那嶺がスタートしたのを見て、ブラゼルはホームに送球。しかしこれがトリックプレーで、ホームに送球されたのを確認した与那嶺がすぐに3塁に戻り、オールセーフで0死満塁となる。ブラゼルフィルダースチョイス。続く長嶋はショートゴロ。しかし長嶋の足が勝ってタイムリー内野安打となる。藤尾はサードゴロ。新井が3塁ベースを踏んで1塁に送球したが1塁はセーフ。この間に1点が入った。次の宮本はショートゴロゲッツーとなったが、この回2点で4-3と再逆転した。
7回表、2死から連打で12塁として鳥谷を迎えたが、鳥谷はファーストゴロでチェンジ。
7回裏からは2番手のフォッサムが登板。先頭の坂崎がヒットで出塁。土屋のセカンドゴロで1死2塁。次の安原はショートゴロ。鳥谷は走ってくる坂崎にタッチすると、一塁送球でダブルプレーとする。この回は無得点。
8回表、1死からブラゼルが四球で出る。2死後、林のピッチャー返しを安原が好捕して無得点とする。林のところに3番手ピッチャーの久保田が入り、9番レフトに右に強い金本が入った。
8回裏は三者凡退。
9回表、先頭の藤川俊がヒットで出塁。2死を取られるが、平野が右中間への当たり。捕れば勝ちになるところで坂崎がダイビングに行ったが、わずかに及ばずヒットとなる。右中間に白球が転々とする間にランナーに続きバッターの平野までホームイン。1号逆転ランニング2ランとなった。鳥谷はセカンドゴロでチェンジとなったが、5-4とまたまた逆転した。ここで坂崎を責めるのは酷というものだろう。
9回裏、10Tは4番手に西村を送る。先頭は4番長嶋。長嶋の振り抜いた打球はレフトスタンドに消える5号ソロ。1死後、宮本がレフトオーバーの二塁打。サヨナラの場面だったが、坂崎がセンターフライ、土屋がショートゴロでチェンジ。しかし、長嶋の起死回生の同点アーチで5-5として延長戦に持ち込んだ。延長戦は0死2塁からのタイブレークとなる。
10回表、58Gは2番手の藤田が登板。2塁には9回表の最終打者の鳥谷がスタンバイする。先頭の新井は代わりばなの初球をセンター前に弾き返す。鳥谷がホームに還り、1点を取る。このあと2死2塁となり、西村の代打に関本が送られるが、関本はキャッチャーファウルフライでチェンジ。この回は1点で6-5となる。こうなると、5番手は守護神の藤川球しかいない。
10回裏、9回裏の最終打者の土屋が2塁にスタンバイする。先頭の藤田の代打に森が送られるが、森は見逃し三振。続く与那嶺は一塁線へのゴロ。これは一塁線を詰めていたブラゼルの真正面。1塁ベースを踏んで、土屋を二三塁間にはさんでタッチアウトにしてゲームセット。
二転三転のゲームは10Tに凱歌が上がり、優勝戦線に残った。

マン・オブ・ザ・マッチ:新井(10T)。エラーをきっかけに失点を招いたが、決勝タイムリーを含む3安打2打点と汚名を晴らした。