八川社のブログ

プロ野球、電源不要、サイコロ野球

時代が変わる時

八川社代表のMAKIです。

豊田泰光さんが亡くなられました。ご冥福をお祈りいたします。

最初に豊田さんとお話しさせていただいたのは、野球文化學會の2次会だったとおもいます。

良くも悪くも「昔の野球選手」ってカンジでしたね。プロ野球のOBの方には何人かお話しを聞いたことがありますが、山内和弘さんを筆頭に村上雅則さん土井正博さんたち「豪快に酒のんで打ちまくった」ってなエピソードと無縁の方たちだったんで、豊田さんの話は面白かったですね。
もちろん、お話しがうまいってこともあります。酒飲み話をきかせてくれたのは、あとは大橋勲さんくらいかなあ・・

それから、三原監督をはじめ、ライオンズのチームメイトのことを大変ほめておられました。
しかし、一人だけ例外が・・

豊田泰光「投打守とも最強だったライオンズで、たったひとつ弱点があったのをキミ知っとるか?」
牧「わかりません。」
豊田「あのなあ、名前忘れちゃったんだけど、あのセカンド。打てないし守れない。足はちょっとマシだったけどなあ・・あのセカンドはもうちょいよかったら、後2回は優勝できたよ。」

もちろん、仰木彬さんのことなんですが・・文章にすると単なる悪口にみえますが、昔の選手らしいウィットに富んだ話に聞こえました。

なんか、時代が変わっていく雰囲気がしますねえ。

田中のマー君、大谷、柳田、山田と球史に残ると思われる選手の輩出も感慨があります。

次号、野球雲は「毎日オリオンズ特集」豊田さんがライオンズで暴れまくった時代です。

タイアップ企画として八川社は野球伝説−009「パリーグ三国志の時代」を制作中です。
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PS 時代が変わったとおもった、もうひとつのネタはやくみつる老害扱いされていたことです。
まあ、しかたないですけどね。