八川社のブログ

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4月−2・03C-72A

クライマックスシリーズ2戦目、先発の選択は正しかったのか】

クライマックスシリーズファースト第2試合

03C︰000 000 010 =1
―――――――――――――――
72A︰301 311 00X =9

【スタメン】DHなし
03C:5野村L-4木村拓S-7飯田-8緒方-6シーツ-9前田智L-3新井(H栗原)-2西山(H町田)-1河内L(1黒田-H広瀬-1鶴田-H浅井L)
72A:4武上-9ロペスL-3ロバーツL-8若松L-5荒川-2大矢-6東条-7山下-1浅野(1安田L-1伊東)

【投手】
03C:●河内L(0-1)-黒田-鶴田
72A:浅野-○安田L(1-0)-伊東

【HR】
03C:-
72A:ロペス1

【ダイジェスト】

72Aが1回に先制すると、小刻みに点を取り続ける。5回にアクシデントで先発が代わることになったが、そのあとも着実に加点する。03Cは8回に1点を取ったものの、それが最後の抵抗だった。

【試合詳細】

クライマックスシリーズのファーストステージは2戦目。勝ったほうがファイナルに進出する。
先発は03Cが左腕河内、72Aが浅野。03Cは黒田かブロックと思われたが、左を抑える方針のようだ。
1回表、2死から飯田がヒットで出たが、緒方が見逃し三振でチェンジ。
1回裏、先頭の武上が四球で出ると、ロペスが河内の2球目のストレートをライトスタンド中段に1号2ラン。さらにロバーツが四球、若松がヒットで無死12塁。投手コーチがあわててマウンドに向かう。このあと荒川のゲッツー崩れで13塁となると、大矢はショートゴロ。6-4-3と渡ったが1塁はセーフで、この間に1点が入った。東条は三振でチェンジとなったが、3点を先制した。
2回表は三者凡退。
2回裏は三者連続三振で三者凡退。コーチのゲキが効いたか。
3回表、2死から野村と木村拓の連打で12塁。ここで飯田はボテボテのセカンドゴロでチェンジ。
3回裏、1死からロバーツが四球、若松が内野安打で12塁。ここで03Cは2番手に黒田を送る。しかし黒田は荒川に四球を出して満塁とする。ここで大矢がファーストゴロ。これが進塁打となって1点が入る。東条はサードゴロでチェンジとなったが、1点取って4-0とした。
4回表、先頭の緒方が四球で出る。しかし後続が倒れて無得点。
4回裏、先頭の山下が四球で出塁。浅野がバントしたが、打球がピッチャー前に転がって2塁フォースアウト。2死後ロペスが四球で12塁。ここでロバーツが右中間にタイムリ二塁打。若松を迎えたところで若松を敬遠し、荒川と勝負する。荒川は初球をショートオーバーの2点タイムリー。荒川は1塁ベース上で拳を突き上げた。大矢は見逃し三振でチェンジ。しかしこの回3点で7-0と大量リードとなった。
5回表、1死から黒田の代打に広瀬が送られる。広瀬の当たりはピッチャーの浅野の足元に直撃する。ピッチャー強襲ヒット。浅野はこのプレーで負傷退場となり、2番手に急きょ安田が送られた。安田は後続を討ち取って事なきを得た。代打の広瀬に代わり、3番手投手の鶴田が入った。
5回裏、1死から山下がヒット。ここで安田に代打かと思われたが、安田はそのまま打席に入った。安田はライト線にポトリと落ちるタイムリ二塁打。2死後ロペスの内野安打とロバーツの四球で満塁。若松を迎えたが、若松はセカンドゴロでチェンジ。しかし1点取って8-0とした。
6回表、1死から緒方とシーツの連打で12塁としたが、後続が倒れて無得点。
6回裏、先頭の荒川がヒットで出塁。1死後東条の二塁打で荒川が還る。2死後安田のヒットで13塁としたが、武上がショートゴロでチェンジ。しかし1点取って9-0とした。
7回表は三者凡退。
7回裏、先頭のロペスが四球で出るが、ロバーツはセカンドゴロゲッツー。このあと若松にヒットが出たが、荒川は空振り三振でチェンジ。
8回表からは4番手の伊東が登板。2死から緒方がヒットで出ると、シーツが左中間を深々と破るタイムリ二塁打。前田智はファーストゴロでチェンジとなったが、1点返して1-9とした。
8回裏、2死から山下が内二塁打で出塁。しかし伊東が三振で無得点。
9回表、新井の代打栗原はショートゴロ、西山の代打町田はサードゴロ、鶴田の代打浅井は見逃し三振でゲームセット。
72Aがアドバンテージを含めて2勝1敗で、クライマックスシリーズファイナルへの道を勝ち取った。クライマックスシリーズファイナルは3日後、ネオカワサキスタヂアムで54年ユニオンズが相手となる。

両軍監督の印象に残った選手は以下の通り。
【C】シーツ(C) ロペス(A)
【A】鶴田(C) ロペス(A)

マン・オブ・ザ・マッチ:ロペス(72A)。先制ホームランを含め3打数2安打2打点4出塁。急きょ登板して活躍した安田という声もあった。