こんばんは、八川社代表のＭＡＫＩです。
yahooのニュースを見ていたら、「MLB公式サイト、イチローとピート・ローズの比較に「無意味」と“終止符”」という記事がありました。
ようは、『ＭＬＢの公式サイトで、イチローの偉大さを強調したうえで「ピート・ローズを日米通算安打で抜いたことは忘れよう。無意味な比較だ。だが、イチローは疑いなく北米における殿堂入り選手だ」とし、これにより記録論争に終止符が打たれた。』ということです。
まあ、ひとそれぞれ考え方がありますので、「無意味な比較」というのもありだとはおもいます。
ただ、「記録論争に終止符が打たれた」ってのは、個人的には違和感があります。個人的には「記録」を認定するのは「責任がある組織または団体」ではないかとおもっています。「公式」とつけるのならなおさらです。
ＭＬＢは日本野球に対して、基本的には「責任」はゆうしていないと考えます。（まあ、選手の移籍等に関しての協定等は存在するにしても・・）
そう考えれば、「国際プロ野球協会」が存在せず、ＭＬＢ・ＮＰＢ間の「記録の扱いに関する協定」が存在しない以上、「記録を認める・認めない」という話自体がおかしな事です。「記録を認める・認めない」権利はＭＬＢ・ＮＰＢ双方が有していないと考えるのは筋違いでしょうか？
実は、今回の件で「記録の扱いに関する協定」を作らねばならないという話になることを期待していたのですが、現状はそうなっていません。
「非公式」ということであれば、メディアや団体・個人でも認める・認めないは勝手にできるのですが・・
野球は、アメリカが圧倒的に先行したのでしかたない部分もありますが、オリンピックに再度登場させ世界にひろげようとおもうなら見直さなければならないことは多数あります。
この論争は、そのヒントになりうることで、これで終わるのはもったいないとおもっていますがどうでしょう。
