八川社のブログ

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野球殿堂入り候補者をみて

八川社代表の牧です。

来年度の「野球殿堂入り競技者表彰」候補者が、野球殿堂博物館より発表されました。

新候補者は以下のとおりです。

平成29年プレーヤー表彰候補者
新候補者(4名)
小林 雅英
佐伯 貴弘
田口 壮
豊田 清

平成29年エキスパート表彰候補者
新候補者(5名)
新井 宏昌
郭 源治
中畑 清
原 辰徳
山下 大輔

各個人の評価についてはいろいろ意見があるとは思いますが、いずれも野球殿堂にふさわしい選手だとおもいます。

野球殿堂については、報知新聞の蛭間さんがブログで連載されていますが、私も言いたいことはかなりあります。

現在の制度ですと、エキスパート部門というものがあり救われていますが、以前の競技者表彰は引退5年目から15年間に殿堂入りできなければその選手は殿堂入りできませんでした。
もちろん、特別表彰という手段はあったのですが、特別表彰というのはメディアとか記録や組織に貢献した人を表彰するのが筋です。

ぶっちゃけ、エキスパート部門は引退後21年以上たった選手で、以前だったら殿堂入りできなかった選手になります。
プレイヤーズ表彰の委員は、野球報道について15年以上の経験をもつのが条件ですが、今回のエキスパート部門に追加された選手、さらに言えば、現在エキスパート部門の候補全員のうち、なんの理由でプレイヤーズ表彰されなかったのか理解できない選手が多くいます。

(個人的には好きではありませんが)星野仙一投手とか(個人的に好きではありませんが)原辰徳選手とか、この選手たちがプレイヤーズ表彰されなかったのは、彼らの問題ではなく表彰委員の問題であるとおもいます。
毎年言っているような気がしますが、表彰委員の諸氏はご苦労だとはおもいますが、反省もしていただきたいとおもうのです。