八川社のブログ

プロ野球、電源不要、サイコロ野球

1946年のホームラン競争

こんにちは、八川社代表の牧です。

1946年太平洋戦争敗戦の年、プロ野球リーグは再開してはおりませんが、戻ってきた選手たちにより東西対抗戦が多くおこなわれました。
手元の資料で気が付いたのが、1946年の11月16日の試合前、ホームラン競争が行われているんですね。
ルールは、3分間で球数無制限という、2018年のオールスターのホームラン競争と同じです。
ただ、2018年があくまでも個人を主眼にしたものでしたが、1946年は東西3選手の合計によるチーム戦というカンジです。

そこで、圧倒的な存在感を示したのが川上哲治選手です。

成績は、東軍14本(川上11本、小鶴1本、大下1本)西軍7本(森下4本、青田2本、本堂1本)です。
2位の2倍以上ですからすごいもんです。
2018年と比べても、筒香ベイスターズ)14本、吉田(バファローズ)12本に次ぎ、バレンティン(スワローズ)11本と同数ですからひけをとっていませんね。

2018年の私たちは、ホームラン打者と言えば王貞治選手がひとつの基準ですね。
ただ、王貞治選手以前のホームラン打者の再評価もすすめていきたいものです。