八川社のブログ

プロ野球、電源不要、サイコロ野球

「本は子供を生む」が座右の銘。

 五月風れあん@故郷は地球 ですよ。

 しばらく@の後ろの文句に凝ってみようと思う次第。



 うちの主催の牧さんから少々のダメだしっつーかアドバイスをいただきました。

 ざっくりと言ってしまえば

 「八川社のお知らせばかり書いていないで、君らのことも少しは書きなさい」

 ってな事だったと思う。

 ぶっちゃけ「八川社メンバーのれあん&きめらのブログ」として使いなさい、ということか。



 で、余りいきなりなことを書いてもいろいろとめんどいので、まずはさらっと取っつきのいい(と思われる)話題から。



 読書が好きです。

 活字中毒とかビブリオマンサーとかそんな小難しい言葉とは無縁に読書が好きです。

 10分あるなら鞄の中の本に手が伸びます。

 3分間風呂に浸かるときでも文庫本のひとつも持っていって読みます。

 …何度か風呂に本を落としたので読む本は選びますが。



 図書館は好きな場所のひとつです。

 借りたり返したりする予定が無くてもついついふらりと立ち寄ってしまうことがあります。

 わしの住んでいる地域は10個以上の図書館があります。

 ここに居住を開始した先祖に感謝する日々。



 無論本屋で本を買うのも好きです。

 好きとか嫌いとか言う以前に自然な行動のひとつとなっているかも知れません。

 個人的には6:4の割合で古本屋が好きです。

 安いし欲しい本が手に入る確率が高いし。

 家の近所にはブックオフが2軒にブックマート(古本チェーンのひとつ)がひとつ。

 この3軒は勿論のこと、家から半径5キロ以内のブックオフの半分は制覇したと思っています。

 残り半分のエリアも無論行きたいのですが大きな河があってチャリンコだと辛いのです。

 自動車はあるけど駐車場探すのに苦労するし。



 で、そうやって買ったり借りたりを繰り返しているうちに、徐々に

 手元にある本>読み終わった本

 という状態になってきます。

 読む時間がなければ「手元にある本」の量は増えていきます。

 さらには本は「物理的な存在」であるため、本棚などに収納しきれなければ、自分の居住空間を侵食し始めます。

 平行にはおいていけないので、垂直方向に積んでいくこととなります。

 所謂「積ん読の塔」が出来て行くわけですな。



 はい。それが生えだしたのが私の部屋でございます。

 といっても漫画みたいに「部屋中に本のタワーがSF的未来都市のようににょきにょき生えている」と言うほどではないのですが、今ざっと確認しただけでも本は20冊ちょい。

 一番古いとおぼしき本は、去年の秋ぐらいに買ったと思われる本。

 わー、去年の神田の古本市で買った本も手つかずで残ってるー。

 ベッドの枕そばには今週の頭に買った『デモンパラサイト』のリプレイと『ソーサルカンパニー』のリプレイ。

 部屋の入り口付近には図書館で借りた本が少々。

 ベッドサイドには斜め読みしている『ナイトウィザード2nd』のルールブックと、『アルシャードff』のサプリメントである「アインヘリアル」が積まれ、床には読み終わった文庫の捕物帖数種類が整然と塔を作っている…。

 といった案配です。



 まだ生活空間は支配されていません。

 今のところ。



 私はこの「積ん読の塔」を死ぬまでにクリアできるでしょうか。

 そして私が結婚するとき、この本の群れは持っていけるのでしょうか。



 前者は(今後増えていく可能性があるとはいえ)まだ何とかなりそうだけど、後者はどうなってしまうのでしょう。

 本は「積ん読の塔」だけでは無論なく、本棚にぎちぎちに詰まっている本、タンスの中に作った収納場所において、年に2回増殖する同人誌。

 タンスつきベッドの収納スペースにはTRPGのルールブックやサプリ、様々な資料集…。

 だいぶん昔、わしときめら氏の共通の友人であるライター氏が

 「本を持つ人間の引っ越しは、それだけで一個の叙事詩を形成する」

 という至言を申しておりましたが、ならば「本を持つ人間の結婚」は何を形成するのでしょうか。

 そして「本を持つものどうしの結婚」はどうなのでしょうか。



 とりあえず「本を持つお婿さん」を探すことにしようか←そんなオチか。





 そのうちに『今日の早川さん』に登場した「古本お化け」が出るのではないかと内心わくわくしながら怯えている今日この頃。

 *古本お化けとは…作中の登場人物曰く、

 「ページもめくってもらえないことで怨念と化した作家の情熱と、

 部屋の隅っこで澱んだ空気やら塵やらが化学反応を起こして、

 異形の怪物を生み出しちゃうわけよ。」

 といったもの。(『今日の早川さん』:「狂気の山脈」より)