八川社のブログ

プロ野球、電源不要、サイコロ野球

6月−2・94Y-85T

【予想に反する緊迫の投手戦、決着をつけたのは】

オープン戦第1節 第2試合

94Y︰000 000 001 =1
――――――――――――――
85T︰000 000 000 =0


【スタメン】DHなし
94Y:6波留(1スコット-1佐々木)-5石井琢L-7佐伯L-4ローズ-9ブラッグス-3駒田L-8畠山-2谷繁宮地L-1斉藤隆L(H鈴木尚L-R6進藤)
85T:9真弓-8北村-3バースL-5掛布L-4岡田-7佐野-6平田-2木戸-1中田良(H永尾L-1工藤-H長崎L-1福間L)

【投手】
94Y:斉藤隆-スコット-○佐々木(1-0)
85T:中田良-工藤-●福間L(0-1)

【HR】
04H:-
72A:-

【ダイジェスト】

序盤から中盤はチャンスらしいチャンスが来ない。6回に94Yが2死満塁のチャンスを逃すと、7回に85Tもチャンスで仕留めきれなかった。9回に94Yが内野ゴロの間に先制点を挙げ、そのまま押し切った。

【試合詳細】

先発は94Yが斉藤隆、85Tが中田良。
1回表、1死から石井琢がヒットで出るが、後続が倒れて無得点。
1回裏は三者凡退。
2回表、先頭のブラッグスがヒットで出たが、後続が倒れて無得点。
2回裏、先頭の掛布がヒットで出たが、1死後佐野がショートゴロゲッツーで無得点。
3回表は三者凡退。
3回裏、先頭の平田がヒットで出塁。ここで木戸が意表をつくセーフティバントを見せたが1塁はアウト。犠打が記録された。中田良は素直に送って2死3塁。しかし真弓が三振でチェンジ。
4回表は三者凡退。
4回裏も三者凡退。
5回表、1死から畠山のヒットと谷繁の四球で12塁としたが、後続が倒れて無得点。
5回裏は三者凡退。
6回表、2死からローズがヒット、ブラッグスが四球、駒田がヒットで満塁としたが、畠山がキャッチャーファウルフライに倒れて無得点。
6回裏は三者凡退。
7回表からは2番手の工藤が登板。1死から斉藤隆の代打の鈴木尚がヒットで出塁。代走には進藤が入った。しかし後続は倒れて無得点。代走の進藤がそのままショートに入り、1番ピッチャーには2番手のスコットが入った。
7回裏、先頭の北村がヒットで出塁。続くバースはショート後方へのフライ。落ちるかと思われたが、これを代わったばかりの進藤がキャッチ。北村はあわてて戻って事なきを得た。掛布はヒットで12塁。ここで岡田は力んだか三振、佐野がサードゴロに倒れて無得点に終わった。
8回表、1死からローズとブラッグスの連続四球で12塁としたが、駒田がサードゴロゲッツーでチェンジ。
8回裏からは3番手にセットアッパーの佐々木が出て、三者凡退とする。
9回表からは3番手の福間。先頭の畠山がヒットで出ると、谷繁が一二塁間を破って無死13塁とする。ここで進藤はゆるいセカンドゴロ。これが進塁打となって、この間に1点が入る。後続は倒れたが、待望の先制点が入った。
9回裏、先頭の真弓は当てただけのピッチャーゴロ、北村は見逃し三振で2死。そして迎えるはバース。バースは5球目のフォークを空振り三振でゲームセット。
打撃戦になるという前評判を完全に覆す投手戦は94Yが制した。85Tは散発3安打に抑え込まれた。

両軍監督の印象に残った選手は以下の通り。
【Y】進藤(Y) 中田良(T)
【T】谷繁(H) 中田良(T)

マン・オブ・ザ・マッチ:進藤(94Y)。9回表の決勝の内野ゴロより、7回裏の守備が印象に残った。もしヒットになっていたら点を取られていた危険性が高かっただけに、価値は高いと思う。