八川社のブログ

プロ野球、電源不要、サイコロ野球

6月−3・85T−85W

【終盤までもつれ込む熱戦、貴重な一撃】

オープン戦第1節 第3試合

85T︰110 000 010 =3
――――――――――――――
85W︰001 010 000 =2

【スタメン】DHなし
85T:9真弓-8北村-3バースL-5掛布L-4岡田-7佐野-6平田-2木戸-1ゲイル(H永尾L-1野村-1中西)
85W:6高木豊L-9ホワイトS-5レオン-8屋鋪S-7加藤博S-3田代-4山下(4村岡-H高木由L-4高橋雅S)-2若菜-1関根(H平田-1門田-H河野-1久保-1前泊-1斉藤明)

【投手】
85T:ゲイル-○野村(1-0)-S中西(0-0,1)
85W:関根-門田-久保-●前泊(0-1)-斉藤明

【HR】
85T:岡田1
85W:-

【ダイジェスト】

1回に85Tが先制すると2回にもタイムリーで加点。しかし3回に85Wが足をからめて1点返すと、5回にタイムリーで追いつく。緊迫の終盤、8回に85Tが勝ち越し、守護神につないでそのまま逃げ切った。

【試合詳細】

先発は85Tがゲイル、85Wが関根。

1回表、先頭の真弓がヒットで出塁。2死2塁となり、掛布はセカンドゴロ。しかしこれを山下がエラー。山下は負傷退場となり、セカンドには村岡が入った。2死13塁から岡田が三遊間を破るタイムリー。佐野はサードゴロに倒れたが、1点を先制した。
1回裏、1死からホワイトと、レオンの連打で12塁としたが、後が続かず無得点。
2回表、先頭の平田と木戸が連打で無死12塁。ここでゲイルがバスターを決め、センター前にタイムリー。後続は倒れたが、1点追加して2-0とした。
2回裏、2死から若菜がヒットで出たが、関根が三振に倒れて無得点。
3回表、1死から岡田がヒットで出たが、後が続かず無得点。
3回裏、先頭の高木豊がヒットで出るとすかさず盗塁を決める。続くホワイトがライト前タイムリー。後続は倒れたが、1点返して1-2とした。
4回表は三者凡退。
4回裏、先頭の加藤博と田代が連打で無死12塁とするが、村岡がセカンドゴロゲッツー。若菜は敬遠ぎみの四球で13塁。ここで関根に代打平田が送られたが、平田はショートゴロで無得点。代打の平田に代わり、2番手投手の門田が入った。
5回表、1死からバースがヒットで出たが、掛布はピッチャーゴロゲッツーでチェンジ。
5回裏、先頭の高木豊からの3連打で無死満塁とする。1死後、加藤博は三塁線へのゴロ。サードの掛布は3塁ベースを踏むことしかできず、この間に1点が入る。田代は三振に倒れてチェンジ。しかし1点取って2-2の同点に追いついた。
6回表、1死から佐野が四球で出たが、後続が倒れて無得点。
6回裏、2死から門田にヒットが出る。続く高木豊もピッチャーの足元を抜くが、これをポジションを変えていたショートの平田がうまくさばいて2塁フォースアウトとしてチェンジとした。
7回表、1死から真弓が四球で出塁。2死2塁となって左のバースを迎えたところで、85Wは3番手に左の久保を送る。バースはファーストゴロに倒れ、久保は役目を果たした。
7回裏からは2番手の野村が登板。1死からレオンが二塁打で出たが、後続は倒れて無得点。
8回表からは4番手の前泊が登板。1死から岡田が前泊の初球を叩くと、打球は左中間スタンド中段に吸い込まれる1号ソロとなった。このあと佐野がヒットで出たが、平田がショートゴロゲッツーでチェンジ。しかし1点取って3-2と勝ち越した。
8回裏からは3番手の守護神中西。田代を三振、村岡の代打高木由を三振、若菜をショートゴロに取って三者凡退。
9回表からは5番手の斉藤明が登板。三者凡退とした。
9回裏は三者凡退であっさりゲームセット。
85Wは11安打と85Tの7安打を上回りながら、残塁11と拙攻が響いた。

両軍監督の印象に残った選手は以下の通り。
【T】ゲイル(T) 高木豊(W)
【W】岡田(T) 高木豊(W)

マン・オブ・ザ・マッチ:岡田(85T)。先制打と決勝ホームランを含む3安打2打点。試合を決めたと言っていいだろう。