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インパクトベースボールがよくわからなくなるブログ−6

6回目は、投球に関わる行動について解説しましょう。

【6 投手の調子】
投球の前に、投手の調子について解説します。
イニング開始前、あるいは投手交代時に、投手調子表によって投手のこのイニングの調子を決定します。投手にはAからDの4つのランクがあります。投手が登板した当初はBランクになります。
【6-1 投手の調子チェック】
投手調子表で調子を決定しますが、調子表の結果は記号で表されます。
○:調子よく投げられます。1ランクアップし、しかもこの回は投球回数と休養日数の算出の時に投げた回数にいれません。
↑1:1ランクアップします。
NE:ランクの変更はありません。
↓1:1ランクダウンします。
↓2:2ランクダウンします。
【6-1-1 投手の調子チェックへの修正】
投手の調子チェックのときに投球回数などによって修正を受けます。以下の修正はすべて重複します。
(1)捕手のリードがそのまま加算されます。リードがマイナスの捕手もそうです。なお、サブポジションの捕手はリードが「-3」となります。
(2)投手が投げた実質回数が「回」(「先」に数値がある投手が先発していたら「先」)を超えたら「-5」の修正が加わります。
(3)休養日数が足りなかったら「-5」の修正が加わります。
(4)投球可能回数を超えたら、「-1×超えたイニング数分」の修正が加わります。
(5)休養日数が不足していたら、「-3×不足した日数分」の修正が加わります。
マユミ「投球回数を超えたら、-6以上のマイナス修正になるってこと?」
そうです。(2)と(4)の修正は重複しますから、1イニングオーバーすると、オーバーしたことで-5、1イニングオーバーで-1されて、-6になります。(1)で捕手のリードを加えることができますから、その分軽減されますけどね。
コンタ「休養日数が足りないと、最初から-8か」
それも正解です。これでイニングオーバーすると、さらに-6されます。ローテーションの構築は大事ですよ。
【6-2 投手の安定度】
投手には安定度が設定されています。安定度によって、調子の変動の結果に修正がつきます。
安定度S:「↓2」の結果は「↓1」と読み替えます。
安定度A:登板した最初の回に「↓2」が出た場合は「↓1」と読み替えます。
安定度B:修正はありません。
安定度C:調子が3イニング連続で「C」になった場合、3イニング目の調子が「D」と読み替えられます。
マユミ「安定度Aのときは、登板した最初のイニングだけ修正なのね」
そうです。最初に出た「↓2」ではないので、注意が必要です。
【6-3 「休」に○がある投手の扱い】
「休」に○がついている投手は、最初に出た「↑1」の結果を「○」と読み替えます。「↑1」が出る前に「○」が出たときは、この権利は持ち越しとなります。
「先」が「-」でない投手が先発したときは、この修正はつきません。
コンタ「最後のはどうしてだ?」
「先」がある投手はすでに「回」に修正を受けているためです。この投手がリリーフした場合はこの修正は有効になりますから、注意が必要です。
マユミ「『5-7-○4』という投手は、先発のときは『7-4』、リリーフのときは『5-○4』になるということね」
まさにそのとおりです。
きょうはここまで。次回は投球そのものの解説です。