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プロ野球、電源不要、サイコロ野球

インパクトベースボールがよくわからなくなるブログ−11

11回目は、オプションルールについて解説しましょう。
【11 オプションルール】
オプションルールは投手の休養・アクシデント・ラッキーの3つです。
1試合をこなすだけなら今まで解説してきたルールで十分間に合いますが、ちょっとしたアクセントをつけたり、リーグ戦を行ったりするときにはオプションルールを入れたほうが面白いと思います。
コンタ「ローテーションルールは面白そうだな」
では、そこからいきましょう。
【11-1 投手の休養】
投手は投球後に適切な休養日数を必要とします。これは登板前の状況ならびに投球回数、投手の個人能力である『回』・『先』・『休』で決定されます。
【11-1-1 『回』・『先』・『休』】
2-1で説明しましたが、『回』は登板時の平均投球回数、『先』は先発時の耐久イニング、『休』は登板間隔を表します。
【11-1-2 投手の調子】
投手の調子チェックで『○』が出たイニングは、投球回数に数えません。
【11-1-3 休養日数】
必要な休養日数は次のように決定されます。なお、端数が出た時は四捨五入されます。登板したときは、最低1日の休養がいります。登板した当日は休養には入りません。
投球回が全部『○』:1日
『回』の半分以下 :『休』の半分
半分超で『回』以下:『休』
『先』以下(先発):『休』
『回』『先』超える:『休』+超越イニング数
【11-1-4 休養日数の緩和】
以下の条件に合致するときは、投手の休養日数が緩和されます。
(1)投手が打者3人以下に対して得点を許さず、全てアウトにした場合、休養日数は1日となります。
(2)1回を投げた場合、休養日数は最大4日まで。
(3)1回1/3以上2回以下を投げた場合、休養日数は最大8日まで。
(4)2回1/3以上投げた場合、休養日数は最大12日まで。
マユミ「(1)のルールでワンポイントの投手は救われるわね」
コンタ「(2)以降でサブ投手の使い勝手がよくなったな」
まさにそのとおりなんです。
【11-1-5 不十分な休養】
必要な休養が取れなかった場合、そのツケは調子の悪化という形で表れます。このとき、不足した休養日数の3倍の数値を調子チェックのサイコロの目から引きます。不十分な休養が続いた場合、不足日数は蓄積していきます。
マユミ「ローテーションを考えないと、ずっと調子Dで投げ続けることになるね」
そうですね。
【11-2 出場ランク】
選手の出場ランクによっては、アクシデントやラッキーが起こる可能性があります。出場ランクはAが一番高く、Eが一番低くなっています。
【11-2-1 アクシデント】
通常守備のときに『99』『00』、積極守備で『77』以外のゾロ目(9種類)が出た場合、アクシデントが起こる可能性があります。
(1)サイコロを1個振り、ポジションを決めます。
0:アクシデントなし
1:アクシデントなし
2:キャッチャー
3:ファースト
4:セカンド
5:サード
6:ショート
7:レフト
8:センター
9:ライト
ただし、GまたはIFのときの7・8・9、OFまたはHRのときの2・3・4・5・6はアクシデントなしとします。
(2)サイコロを振り、そのポジションの選手の出場ランク表と照合し、『×』の結果ならアクシデントが発生します。
(3)アクシデントが発生した場合、守備に『**』がつきます。エラー値を計算し直してください。2回以上アクシデントにあったなら、そのつど『*』が増えます。
【11-2-2 アクシデントの回復】
アクシデントによる『*』は下記のいずれかの方法で回復します。
(1)1日休養するごとに『*』が1個減ります。
(2)アクシデントが起こった直後にその選手を交代させると『*』が1つ消えます。
(3)ラッキーが起こったときにアクシデントでついた『*』が全部消えます。
マユミ「全部消えるのは大きいんじゃない?」
コンタ「1/100に賭けるより、多少休ませたほうが得策じゃないかな」
どちらもアリですね。
【11-2-3 ラッキー】
守備のサイコロで『77』が出たとき、ラッキーが起きる可能性があります。
(1)サイコロを1個振り、ラッキーが起きる可能性のあるポジションを決めます。
0:ベンチにいる任意の選手
1:出場している任意の選手
2:キャッチャー
3:ファースト
4:セカンド
5:サード
6:ショート
7:レフト
8:センター
9:ライト
(2)サイコロを振り、当たったポジションの出場ランク表に当てはめ、『○』の結果だったら、ラッキーが発生します。
(3)ラッキーが発生した場合、そのチェックのサイコロの下1ケタを当てはめて判定します。
1-5:**→* *-→* *→- サブまたは*3個以上→*が1個減る アクシデントによる*は全部消える
6-0:+も#もない→# #→+ +→++
(4)条件に合わなかった場合、0が出たものとして、ベンチにいる任意の選手を対象として再度判定します。
マユミ「これで全部おわったのね」
コンタ「長かったなあ」
お疲れ様でした。