八川社のブログ

プロ野球、電源不要、サイコロ野球

インパクトベースボールがよくわからなくなるブログ−12

12回目は、雑談というか、おまけです。これが最終回ですね。
マユミ「そういえば、聞きたいことがあったんだ」
なんでしょう。
マユミ「このゲームってさ、内野ゴロとかって結果は出るけど、それがどこへの打球だったかはわからないよね」
コンタ「そういえばそうだな」
そこは想像力ですね。よく見るとわかる結果もあるんですが。
コンタ「例えば?」
G(内野ゴロ)でランナー12塁から『×・2・×』という結果がでていたら、2塁ランナーとバッターがゴロでアウトですから、5-5-3のサードゴロゲッツーだったろうということがわかります。
マユミ「同じケースで『×・×・3』ならどう?6-4-3も5-4-3も4-6-3も1-6-3もありえるけど?」
そこは自由に選んで結構です。
コンタ「アバウトだな」
まあ、このゲームは野手の連携がひとつのテーマで、個人の守備についてはある意味軽視してますから。
コンタ「ところで、このゲームではインパクト・観客の驚きを表現するということが第一義であるというのは聞いたが、他に重要視している点は?」
2点ほどあります。
マユミ「1つめは?」
全ての能力値を実際の記録から一定の数式によって算出するということです。
コンタ「野球のプレイを全て数字だけで判断するのはどうかな」
確かにそういう面があることは認めます。しかし、実際に見たことのない選手を評価するのには、記録しかないというのもまた事実です。
マユミ「うんうん」
自分で見たものしか評価できないというなら、70年以上の歴史を持つ現行プロ野球を、自分が見られる範囲にまで縮めてしまったことになりはしませんか?
コンタ「……」
これはひとつの実験ですから。ただ、記録に残っていない能力については、推測データを使用しています。
コンタ「そこは言うとおりだな。で、2つめの視点は?」
『監督の目』の追及です。
マユミ「というと?」
このゲームでは前作の『オールスターベースボール』に比べて格段に多くの選手を扱うことになります。『オールスターベースボール』は24チームでしたからね。
マユミ「このゲームは809チームだもんね」
併殺を防ぐ能力値である『DP』の登場・守備能力の多様化といった能力値の細分化によって、選手の役割もまた細分化されました。それらを連携させて勝利に結び付けて行くこと。それが『監督』の役目なんだと思います。
コンタ「それは全くもってそのとおりだな」
マユミ「コーヒー豆をブレンドしてよりおいしいコーヒーを作るわけよね」
実も蓋もないですが、それは解りやすい例えです。では、コーヒーで一休みといきましょうか。
マユミ「さんせぇい!」
コンタ「いい考えだな。あとはこのゲームがより多くの人の目に触れることを祈るとしようか」
そうですね。では、支度をしましょう。


これで解説はおしまいです。またどこかでお会いしましょう。