八川社のブログ

プロ野球、電源不要、サイコロ野球

盗塁ルールと感謝の話

八川社代表の牧です。インパクトベースボール関連は、数年前なら各年度の選手カードしか作っていなかったため、いまの時期はヒマだったんですが、野球伝説シリーズを作りはじめてヤフオクでも販売しはじめたんで、データ作りは忙しいです。
とは言っても、いろんな企画だったり、メンバーの要望だったりで選手カードを作っていくと、おもしろい選手がドンドンでてきて楽しいです。

新メンバーも入って、いままでにない視点でのルール提案もあり、これまた楽しいことが増えてます。

現在、「伝説ルールのスキル」として検討中なのが「盗塁」です。インパクトベースボールに限らず、野球ゲームでは盗塁はリスキーなんで実際よりも少な目な傾向があるようです。
福本選手とか広瀬選手とかの名人にはもっと盗塁してもらえるようにしたいですね。

アメリカ野球学会東京支部の針ヶ谷さんが提唱された、走者機動性((盗塁/出塁)+(得点/出塁))で分類してテストをしています。

まずは、インパクトベースボールで走力4以上の選手で、走者機動性.90以上がAランク、.80以上がBランク、.65以上がCランクと暫定的に分類しました。これにより、盗塁のスタート率をあげるルールを考えています。また、盗塁成功率がそれぞれの規定以上ならば、+をつけて盗塁成功率をあげる工夫もしたいです。ガンガン走る福本選手と成功率の高い広瀬選手のカンジが表現できたらいいですねえ。

このルールでいうと、最高ランクはA+、調査した年度は少ないのですが、福本選手の1972年106盗塁の時ですら機動性.99、成功率.81ですから、規定打席以上のA+は存在しないのではないかとおもっていました。

ですが、あっさりみつかりました。その選手は、私の盟友であった夷舞氏が急逝されたためリーグで使うことがかなわなかった1954パールズにいました。鈴木武選手です。機動性.93、成功率.90・・

亡くなった後はまで、私にヒントをくれている夷舞氏には改めて感謝したいとおもいます。