八川社のブログ

プロ野球、電源不要、サイコロ野球

インパクトベースボールがよくわからなくなるブログ−1

ということで、いきなりですが、解説です。

コンタ「いきなりいったよ、こいつ」
マユミ「せめて、なにをするのか言ってほしいところよね」
……はい。八川社のプロ野球シミュレーションゲームインパクトベースボール」がどんなゲームか、ルールブックに従って解説していきます。……これでいいか?
コンタ「ご苦労」
マユミ「まあ、そういうことね。ところで、このゲームは何を意図してつくられたのよ」

【1・はじめに】

このゲームは、昔の名プレーヤーが残したインパクトを現代の野球で表現したらどうなるか、をシミュレートするシミュレーションゲームです。

マユミ「??? どういうこと?」
コンタ「具体的に例を挙げて説明してくれ」

例えば、1953年に西鉄の中西は36本塁打しています。
マユミ「別に珍しくないじゃない。横浜の村田がこの前36本目を打ったわよ」
この当時、規定打席到達者の半分が10本塁打も打ってないという事実があるんですが。
コンタ「それはすごい。今の球界で80本塁打打つのと同じくらいの価値があるぞ」
マユミ「そうなの?!」
その『驚き』こそを実体験してもらいたいのですよ。名プレーヤーはいろいろな時代のいろいろなチームにいました。現役時代を知らない、それどころか、もう亡くなっている方も。我々は、記録をひもとくことによって、彼らの足跡を感じてほしいのです。
コンタ「ゲームとして遊べるクロニクル、ということか」
そうです。日本のプロ野球チームが、今まで延べで何チームあったか、概算でいいですが、わかりますか? 1シーズン1チームだから、今年なら12チームと数えます。
マユミ「700くらい?」
2007年シーズンまでで809チームです。これらが全て使えるんです。
コンタ「それは、1リーグ制の頃からってことか?」
そう。1936年の現行のプロ野球開始から、プロ野球がつづき、このゲームが出続ける限り、ずっと。
マユミ「……大きく出たものね」
それが我々の使命ですから。
マユミ「まあ、いいわ。詮索はあたしたちの仕事じゃないし」
コンタ「そうだな。じゃ、解説を続けよう。使うのはこのカードとチャートと……」

【1−1 使用するもの】

このゲームではこんなサイコロを使います。
マユミ「変わったサイコロね。0から9の数字がついてる」
コンタ「10面サイコロってヤツか。TRPGでよく使われるヤツだな」
そうです。区別のつく10面サイコロを2個使います。で、私のはこんなのです。(フォトライフを参照してください)
マユミ「あ、おもしろーい! 10とか50とかって書いてある」
コンタ「ああ、2ケタの乱数を作るんだな」
そうです。なお、01は『1』、00は『100』と読んでください。
マユミ「これで30と50なんて出したらなんて読むのかなあ」
……それは振り直します。
マユミ「ちぇっ」
コンタ「で、他には何を使うんだって?」
サイコロ2個に、選手カード、スコアシート、各種チャート、ルールブック、あとはメモ用紙と筆記用具くらいですかね。
マユミ「ところで、1試合はどのくらいかかるの? あまり長くても飽きちゃうよ」
セットアップを含めて40分くらいです。私は3時間で7試合こなしたことがありますが。
コンタ「それもどうかと思うが」
とっても疲れた事を思い出しました。
マユミ「楽しいゲームで疲れ果ててどうするのよ」
ごもっとも。
コンタ「で、カードはどう使うんだって?」
それはまた後日にしましょう。
マユミ「では、また今度ね」
コンタ「お疲れさん」