八川社のブログ

プロ野球、電源不要、サイコロ野球

6月ー2・10Tー81F

第2試合

10T:100 010 100 0 =3
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81F:000 000 120 2X=5

【スタメン】DHあり
10T:9マートン-4平野-6鳥谷-5新井-3ブラゼル-2城島-7桜井(H7林)-8藤川俊-D関本(RD大和)
81F:8島田誠-4菅野-9クルーズ-3柏原-Dソレイタ-5古屋-7井上-2大宮-6高代

【投手】
10T:スタンリッジ−渡辺−久保田−藤川球−●西村(0-1)
81F:木田ー工藤ー○江夏(1-0,2S)

【HR】
10T:−
81F:大宮1 柏原2 菅野2

【試合詳細】

1回表、1死から平野がヒットで出て、2死後新井の左中間二塁打で一気にホームを陥れる。ブラゼルはセカンドゴロに倒れたが、1点を先制した。
1回裏、先頭の島田誠がヒットで出塁したが、三振とゲッツーで3人で攻撃終了。
2回表は三者凡退。
2回裏、先頭打者の柏原がヒットで出たが、後続は倒れて無得点。
3回表から4回裏はすべて三者凡退。木田とスタンリッジの両先発ががんばる。
5回表、1死から今季初スタメンの桜井がヒット。藤川俊が送って2死2塁とすると、関本がセンター前に弾き返し、1点を追加する。マートンはサードゴロでチェンジとなったが、2-0とした。
5回裏、先頭から連打で0死12塁とすると、1死後大宮が四球で満塁とする。しかし、高代が最悪のセカンドゴロゲッツーでチェンジ。同点のチャンスを逃した。
6回表、先頭の平野がヒットで出塁。1死後、新井がセンター前に鋭いライナーを飛ばしたが、これは島田誠がダイレクトキャッチ。平野は戻れずダブルプレーでチェンジ。落ちていれば1点追加の場面だけに、良い守備だった。
6回裏、先頭の島田誠がヒットで出塁。菅野は送りバントを試みたが、打球はピッチャー正面に転がり、2塁フォースアウト。2死から柏原にヒットが出て12塁となったがソレイタが倒れて無得点。
7回表、2番手の工藤が登板。10Tは先頭のブラゼルと城島の連打で0死12塁。桜井はセカンドゴロで1死13塁。ここで藤川俊はショートゴロ。6−4−3と渡るが俊足の藤川俊はセーフになり、この間に1点が入る。関本は三振に倒れたが、3-0となった。
7回裏、10Tも2番手に渡辺を送る。しかし、2死から大宮にレフトへ1号ソロを許してしまう。高代はショートゴロでチェンジとなったが、1-3と2点差とした。
8回表は三者凡退。
8回裏、10T3番手の久保田が登板。81Fは先頭の島田誠がヒットで出塁。菅野はまた送りバントを試みたが、これは打球を殺しすぎてキャッチャーの目の前に止まってしまい、2塁フォースアウト。クルーズがファーストゴロで菅野は2塁へ。ここで柏原はレフトスタンド中段へ2号2ラン。さらにソレイタがセカンド強襲ヒットで出たが、古屋はショートゴロで逆転はならなかった。しかし、3-3の同点に追いついた。
9回表、1死からブラゼルは一塁線への強い当たり。柏原が懸命に腕を伸ばしたが捕りきれず、打球はライト線への二塁打となった。柏原は伸ばした左腕を押さえていたが、守備位置に戻った。城島が歩いて12塁というところで、桜井の代打に林が出た。しかし、林はサードゴロで3塁フォースアウト。藤川俊もショートゴロで無得点。勝ち越しはできなかった。林はそのままレフトに入った。
9回裏、4番手で藤川球が登場。1死後大宮が右中間にヒット。抜けそうなところだったが藤川俊がバウンドを合わせて捕球して2塁へ送球。クロスプレーとなったが、大宮は2塁寸前でタッチアウトされた。藤川俊は着地で足をひねったが軽傷。高代がヒットで2死1塁としたが、島田誠が三振に倒れて、同点のままタイブレークの延長に入った。
10回表、81F3番手で守護神江夏が登板。2塁に藤川俊がスタンバイする。先頭の関本は四球で0死12塁。1塁代走に大和が起用された。ここでマートンを迎えたが、マートンはショート正面へのゴロでおあつらえ向きのゲッツー。2死3塁で平野は空振り三振で無得点。この時点で10Tの勝利はなくなった。代走の大和がそのままDHに入る。
10回裏、5番手の西村が上がる。2塁には島田誠がスタンバイ。先頭打者は菅野。菅野は送りバントの構えを取る。1死3塁となればサヨナラのチャンスがかなり広がる。西村はそうさせまいと内角にストレートを投げ込んだ。菅野はバットを引くと、そのストレートを強打した。打球はレフト線に大きく飛び、レフトの林の目の前でレフトポールの最下部を直撃した。バスターがものの見事に決まった瞬間だった。
81Fは一発攻勢で劣勢の試合をひっくり返した。

マン・オブ・ザ・マッチ:菅野(81F)。サヨナラホームランは文句なし。二度の送りバント失敗を見事に取り返した。